”相模灘”の「久保田酒造」さんで酒蔵見学をさせていただきました。試飲たくさん!!

緑区の「久保田酒造」さんで酒蔵見学させていただきました。31 - お店
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この週末は雨だらけで何だかつまらない感じです。それでも今日は少しは散歩して、街の変化を探したい ”さがみはらあたり。” です。

昨日、日本酒の ”相模灘” を製造する「久保田酒造」さんの酒蔵見学に行って参りました。酒蔵見学は初めてでしたが、いろんなことを聞けてとても勉強になりました。「久保田酒造」さんの場所は ↓ です。

写真撮影もOKということで、いろんな写真を撮ってきましたので、早速ご紹介させていただきます。

着きました。

自身車がないため、神奈中バスさんで行って参りました。橋本駅北口から鳥居原ふれあいの館行のバスに乗り、「無料庵」というバス停で降ります。「久保田酒造」さんの看板がすぐに見えます。

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坂を下るとすぐに「久保田酒造」さんの姿が目に飛び込んでできます。昔からある日本の風景といった感です。「平井橋」からの景色もなかなかに素敵です。

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ということで到着しました。”相模灘” の大きな樽もお出向かえ。営業時間は 10:00 ~ 17:00で、駐車場は 7,8台くらいは停められるような広さに見えました。

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販売処で ”相模灘” のラインナップを確認。

酒蔵見学前に、先にどんな商品があるのかが気になって、販売処へ。なお、支払いは現金のみとなっています。

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入ってすぐ右手にあった黒電話とラジオと招き猫。このレトロ感が好きです。

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日本酒は当然のこと、焼酎や秘蔵酒、熟成酒、梅酒といったお酒もありました。

Tシャツや前掛け、バッグなども販売されていました。持ち合わせがもう少しあったら、バッグ買いたかったと今さら後悔しております。。。

いざ、酒蔵見学!

本題の酒蔵見学です。女将さんの案内で、まずは洗米と浸漬のお話をしていただきました。精米されてきたお米を洗米後、ストップウォッチで細かく時間を計ってお米を浸漬する時間を決めるそうです。

水が足りなくても入りすぎてもダメでかつ、この状態が日々の気温・湿度によってさらに変化するというとても繊細な作業工程。お酒造りの大変さを早速感じることが出来ました。

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次は蒸しの工程です。仕込みの最盛期には朝5時くらいから作業に取り掛かっているとのこと。日本酒のもととなる麹や酒母のためのお米となるそうです。ちなみに外側は硬く内側は軟らかい、「外硬内軟」の蒸し米が目指すべくの仕上がり。

1度に500kg のお米を蒸すそうですが、蒸し上がり後には冷やす工程もあり、以前は人の手で冷やす作業をしていたそうです。

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お次は製麹(せいきく)のお部屋。麹を作るお部屋です。中の様子も見せていただきました。

部屋内の温度は 35°に保たれ、この中で蒸し米と麹菌のコラボレーションが行われます。麹ができるまでは 55時間 という時間がかかり、またこの間2時間ごとに麹の様子を確認するという工程となるとのこと。

期間中は不眠不休で麹と向き合う蔵人さん、本当に大変です。

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次は、仕込みの部屋へ案内され入室。なかなかの肌寒さ & さわやかな日本酒の香りを感じられました。ここで、蒸しの工程でできた仕込み用のお米に、麹や水、酵母などを加えて日本酒を製造して行きます。

麹が米をデンプン化し、酵母がこれを食べることでアルコールが生成される=日本酒という流れ。すごい生物学の勉強をした気分です。

なお、この工程下においては自然に熱が発生するとのこと。タンクの周りに黒い細いホースのようなものが巻かれているのは、この発熱を冷やすための水を流すためのものだそうで、発熱しすぎた場合に使用するそうです。

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タンクの中を見せていただきました。ポコポコ音が鳴っていて、菌が生きていることを十二分に確認することが出来ました。

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そして生成されたお酒を絞る上槽という工程。タンクから専用の機械へつなぎ、24時間かけて日本酒を抽出するとのことでした。この段階で酒粕も生成されるそうです。

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上槽後のお酒は貯蔵タンクへ移動されます。7トンも入るタンクはホーロー製。木の樽のような目減りもなく、また丈夫なつくり。この後の瓶詰め工程で空になったタンクは人が中に入って洗浄するそうです。

なお、洗浄後にタンクから出るときは腕力で這い上がるルールとのこと(笑)。タンク内にはしごをかけることで異物などが入るといった可能性をできるだけ避けるためとのお話をいただきました。

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終盤の瓶詰工程です。瓶詰は生酒と火入れとで少し工程が異なるとのこと。生酒はそのまま瓶詰をするそうですが、火入れのものについては、写真右側の銀色のタンクを通すことで65度前後の温度になり、その後ビンに詰められるとのことでした。

ただビンに詰めるだけと思っていたのですが、65度の瓶となると相当に熱いはず。日本酒造りはどの工程においても大変な作業になるのだなと改めて感じました。

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そして、ラベルを貼る工程でラストです。こちら手動で貼り付けているとのこと!数千本を手で貼り付けているとは驚きでした。タスキと言われる斜めのステッカーもこの工程で貼られているそうです。

今度お店で ”相模灘” を見たら、瓶ごとにラベルの貼られ方が少し違ったりするのか、じっくり見てみようと思います。

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試飲 & 自宅で。

いろんな工程とそこでの蔵人さんの作業の大変さをうかがうことが出来た酒蔵見学の後は、お楽しみの試飲。わー、いっぱい!生酒・火入れ、焼酎、熟成酒、梅酒 の全10種!

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精米度についてのお話も聞きつつ。

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素敵な佇まいの中でいろんな種類の試飲をさせていただきました。想像以上に梅酒が飲みやすかったです。いい感じでお酒も回りました(笑)。

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試飲の結果、特別純米の辛口を購入してお家でいただきました。55%精米で日本酒感があるキレのある味わいが自分にはぴったりです!(背景ごちゃごちゃですみません・・・。)

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ということで、「久保田酒造」さんで酒蔵見学をさせていただいたというお話でした。普段飲んでいる日本酒も実際の工程を見せていただいたことで、よりおいしく楽しく飲めるようになった気がいたします。

お酒のことをあまりよくわからない方でも丁寧にご説明をいただける「久保田酒造」さんの酒蔵見学。気になった方は、電話・Eメールにてご連絡してみてはいかがでしょうか。

蔵見学 古い of 久保田酒造株式会社
相模灘を醸す久保田酒造

今宵も ”相模灘” をおいしくいただけることに感謝の ”さがみはらあたり。” でした。もうなくなりそうですけどね(笑)。

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