昨日は完全に引きこもっていた ”さがみはらあたり。” です。今日は天気も良くなるようなので、あちこち散歩したいと思います。
昨日、南橋本駅~相模原駅あたりを散歩していて目にとまった大規模な工事現場。広い土地が白い鉄板で周囲を覆われ、ここに何ができるのかが気になってしまい、写真におさめておりました。場所は ↓ あたりです。
調べてみましたところ、こちらには2019年まで相模原医療少年院という施設があったようで、現在は(仮称)神奈川少年更生支援センター という施設を建設するべく、工事が進んでいるようです。
では現地の様子を、撮ってきた写真でご紹介させていただきます。場所は「コーナン」相模原小山店さんの向かいの土地になります。
周囲は白い鉄板でおおわれております。
見た感じからしますと、地盤の調査を行っているように見受けられました。
この工事の関係看板です。法務省が企画・設計行う整備工事となっているようです。3/24まで、解体工事予定と表記されていました。
この地に建設される(仮称)神奈川少年更生支援センター は地域交流型の施設になることも発表されており、校長先生の投稿にもその内容が記されていました。
分類としては ”第一種少年院” という施設になるようで、保護処分の執行を受ける者であって,心身に著しい障害がないおおむね12歳以上23歳未満の者 が入所する施設。家庭裁判所にて保護処分が決定された未成年者が収容される形となります。
やはりなぜ収容されたのかという点が気になるところではありますが、少年院の目的は少年の健全な育成を目的とした教育的・福祉的な施設であり、学校のようなものであることをまずはおさえておく必要があるかと思います。
周囲には同地域の中学校や各地の少年院からの作品が壁画として掲示されており、心のつながりをテーマとした内容となっていました。思わず足を止めて見入ってしまう作品もありました。
「コーナン」さんの駐車場から撮影した敷地全体の様子です。約46,000㎡の土地には防災拠点としての機能も盛り込まれる予定とのことで、どのような施設が建設されるのか気になるところです。
少年院に収容された少女の実録が含まれる、「記憶」というドキュメンタリー映画があります。
何らかの形で生活環境が整っておらず、収容されてしまった方もいるのではないか。
こういった映画を見た上でまずは知ることから始め、新しくできるこの施設の必要性やその地域民としてどのように接するべきなのかをきちんと考えたいなと感じた次第です。
開かれた施設となることでそういった面も知ることができ、いわゆる地域ぐるみで施設の生徒として支えていくことで、社会で活躍できる方が1人でも多く増えればいいなと思う ”さがみはらあたり。” でした。
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